東京理科大学ラクロス部は今年で創設27年を迎えます。
卒業生は約500名に及び、

 

現在も様々な場所で活躍していらっしゃいます。
そして今年も関東学生リーグに出場する東京理科大学ラクロス部はOBGの方々が繋いできた歴史でもあります。

 

私たちOBG会グループDではOBGの方々の酒の肴にするべく、
そして現役の選手・スタッフに対してエールを送るべく

「東京理科大学OBGインタビュー」を行いました。

 

その第一回目として東京理科大学ラクロス部の創設者、
森山浩史さん、高岸敏一さんのお二方にお答え頂いたインタビューをお送りさせていただきます。

 

グループD(以下D)「森山さん、早速ですがラクロス部を創ろうと思われた経緯を教えていただけますか。」

 

森山さん「実は入学当初はサッカーサークルに所属しました。

高校時代にサッカーをやっていた流れで入ったのですが、飲み会ばかりの集まりで次第に『やるなら本気で取り組みたい』と考えるようになっていきました。
そんな時、高校時代の友人が青山学院大学でラクロス部に所属しているという話を聞き『楽しそうだな』と感じたのが創設のきっかけです」

 

D:メンバーもいない中でまずどんな活動から始めたのですか。」

 

森山さん「部員を集めるために手書きでビラを作成して印刷会社に持ち込みました。
それを新歓の際に配りました。」

 

D:「高岸さんはどのタイミングで入部されたのですか。」

 

高岸さん:森山さんの配っていたビラを見てラクロス面白そうだなと思いました。
入学当初はハンドボール部に所属していました。

ところが肩のケガをしてしまいハンドボールを続けることが難しい状態でした。

そんなタイミングで森山が配るビラが目に入りました。

 

テレビ番組でラクロスを紹介した番組をたまたま見たタイミングでもあったので興味があって練習に参加してみました。」

 

D:女子ラクロス部はどのタイミングで創設されたのですか。

 

高岸さん「男女同じタイミングで創設されました。

まだ薬学部が神楽坂にあったので、女子も募集しやすかったのです。

創設当初は神楽坂キャンパスでスタートし、数年後に野田キャンパスでも部員募集を始めました。」

 

D:「当時の苦労したことを教えてください」
森山さん:「部員はのちに増えていくのだけど、練習場所を探すのには特に苦労しました。
最初は日本武道館の駐車場でパスキャッチをしていたのですが警備員に怒られたりしたことが何度かありました(笑)

それで当初は上智大学の練習に参加させてもらっていました。
やっとの思いで見つけたのが荒川近くの平井にあるグラウンドです。

 

ゴールを毎回運ぶのが非常に大変だったので、近くのアパートを賃貸し部室としました。

ちなみにゴールは東急ハンズで買ってきたプラスチックで手作りしました(笑)

 

 

D「リーグ戦にはいつ頃出場されたのですか。」

 

森山さん「創部2年目です。

2年目には10人超が入部し初めてリーグ戦に出場しました。
ちなみにこの年から苗場スキー場にて夏合宿が始まりました。

 

伝統となった新1年生による「ゲレンデダッシュ※」が始まったのもこの年です」
※「ゲレンデダッシュ」とは始めて合宿に臨む1年生がクタクタになった合宿最終日に罰ゲームをかけてゲレンデをダッシュで登るというもの。

部員が増えていった後の年代において上級生と1年生は一緒に練習を行うことが少なくなったためコミュニケーションをとる重要な役割を果たし続けました。

 

D:「ゲレンデダッシュの他に今に引き継がれる伝統のようなものはありますか。」

 

森山さん:「代表的なものは「ラプラプ族」ですね。調べてみると今や17年の歴史を誇ります。(笑)

 

D:「最後に、創設者として現在の理科大ラクロス部に望むことを教えてください。」

 

森山さん:「存続し続けてほしいということだけですね。頑張ってほしいです。」

 

森山さん、高岸さん
お忙しいところお時間をいただきましてありがとうございました。引き続きグループDではOBGインタビューを配信いたします。次回をお楽しみに!!

杉崎 忠洋さんの写真
杉崎 忠洋さんの写真
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